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	<title>ドッグオーナーアカデミー | ドッグオーナーアカデミー</title>
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	<title>ドッグオーナーアカデミー | ドッグオーナーアカデミー</title>
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	<item>
		<title>犬の去勢手術で性格は変わる？行動への影響と考え方を解説します。</title>
		<link>https://inukaramanabou.com/dog-neuter-guide-2025/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ドッグオーナーアカデミー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 03 Jun 2025 08:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[健康管理]]></category>
		<category><![CDATA[オス犬去勢]]></category>
		<category><![CDATA[犬 去勢手術]]></category>
		<category><![CDATA[犬去勢メリットデメリット]]></category>
		<category><![CDATA[犬去勢手術後ケア]]></category>
		<category><![CDATA[犬去勢時期]]></category>
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					<description><![CDATA[今、「大切な愛犬の去勢手術」について、どのような疑問や不安を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">今、「大切な愛犬の去勢手術」について、どのような疑問や不安を抱えていますか？</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>本当にうちの子に去勢手術は必要なのかな？</li>



<li>もし手術するとしたら、いつが一番いいの？</li>



<li>去勢手術って費用はいくらくらいかかるんだろう？</li>



<li>手術って安全？リスクはないの？</li>



<li>去勢すると性格が変わってしまうのかな？</li>



<li>手術するのはかわいそうじゃないかな……</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">犬の去勢手術は、これからの長い暮らしを考えるうえで、心から愛犬のことを大切にしたいと考えている飼い主様にとって、とても悩ましい選択のひとつです。<br>だからこそ、納得いくまでしっかり情報を集めたい。そうお考えではないでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事では、今まさに愛犬の去勢手術について真剣に検討し、さまざまな疑問や不安を抱えている方に向けて、犬の去勢手術に関する情報の全体像を把握していただくことを目指して、オス犬の去勢手術について、2024年までに発表された研究論文なども参考にしながら、できるだけ網羅的に解説していきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、この記事で一番お伝えしたいことを先にひとつだけお伝えします。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「どんなオス犬でも、生後6か月から1歳くらいまでに去勢手術をしたほうがいい」という考え方は、近年の研究では見直したほうがよいという報告が増えており、犬種ごとに適した手術時期は異なることが分かってきています。</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">ちなみに今回、ドッグトレーナーである私が犬の去勢手術について解説するのには理由があります。<br>それは、近年の知見では犬種ごとに手術を行う適切な時期は異なり、時期を誤ることで関節疾患や複数のがんの発症率が上がる可能性や、性格面への影響が示唆されているにもかかわらず、その点について十分な説明を受けないまま判断し、後悔している飼い主様をこれまで多く見てきたためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ドッグオーナーアカデミーについては、プロフィールページもご確認ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事では、主に次のような内容を扱います。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>犬の去勢手術とは？</li>



<li>メリット・デメリットの比較</li>



<li>愛犬にとって適した時期の考え方</li>



<li>去勢後の性格や体への変化</li>



<li>手術費用の目安</li>



<li>手術当日の流れ</li>



<li>術後ケアと注意点</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">あなたの愛犬にとって納得できる判断をするためのきっかけとして、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。<br>なお、気になっていることについて記事内で十分に触れられていない場合は、コメントで教えてください。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">犬の去勢手術とは？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">簡単に言うと、<strong>犬の生殖能力をなくすための手術</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">オス犬の場合は、陰嚢内の精巣を摘出する手術を指します。これにより、精子を作る能力がなくなり、男性ホルモンの分泌も抑制されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬の去勢手術は、繁殖を防ぐだけでなく、後述するさまざまな病気の予防や、一部の問題行動の軽減につながると考えられています。<br>一方で、手術を行う年齢や犬種によっては、健康リスクや性格の変化に関する注意点もあることが、近年では報告されています。</p>



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<h2 class="wp-block-heading">犬の去勢手術を行うメリット</h2>



<p class="wp-block-paragraph">去勢手術には、愛犬と飼い主様の両方にとって、さまざまなメリットがあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">特定の病気のリスク低減</h3>



<p class="wp-block-paragraph">オス犬の場合、精巣腫瘍や前立腺肥大、肛門周囲腺腫などの発生リスクを大幅に下げることができます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">問題行動の改善・軽減</h3>



<p class="wp-block-paragraph">男性ホルモンの影響によるマーキング行動、マウンティング行動、攻撃性、遠吠え、脱走・徘徊といった行動が、改善または軽減される可能性があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">望まない妊娠の防止</h3>



<p class="wp-block-paragraph">散歩中やドッグランなどで、予期せぬ交配によって望まない妊娠をさせてしまうリスクを防ぐことができます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">犬の去勢手術を行うデメリット</h2>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、去勢手術には注意すべき点もあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">全身麻酔のリスク</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手術は全身麻酔下で行われるため、麻酔によるリスクがゼロではありません。健康状態や年齢によっては、リスクが高まる場合もあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">手術中の出血</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手術中に血管を損傷し、出血するリスクがあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">感染</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手術部位から細菌が侵入し、感染を起こす可能性があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">縫合不全</h3>



<p class="wp-block-paragraph">傷口の縫合がうまくいかず、傷が開いてしまう可能性があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">腫れや内出血</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手術部位が一時的に腫れたり、内出血を起こしたりすることがあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">手術費用がかかる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">去勢手術には費用がかかり、金額は動物病院によって異なります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">太りやすくなる可能性</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ホルモンバランスの変化により代謝が落ち、太りやすくなる可能性があります。犬にとって肥満は多くの病気と関係しているため、食事量や運動量の管理が大切です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">特定の病気のリスクが上がる可能性</h3>



<p class="wp-block-paragraph">メリットのところで紹介した病気の予防が期待できる一方、2000年頃からの研究では、犬種によっては生後6か月頃の手術が別のがんや関節疾患の発生率を上げる可能性があることも示されています。<br>そのため、「どんな犬種でも、生後6か月になったら去勢手術をする」という一律の考え方は、愛犬の健康リスクを上げてしまう可能性があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">性格や行動の変化</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ホルモンに関係している行動の改善が期待できる反面、去勢手術をしたことで神経質になったり、攻撃性が高まったという研究結果もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬の去勢手術によるメリット・デメリットや、術後の変化についてさらに詳しく知りたい方に向けて、以下の記事もこれから作成予定です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">→ 【詳細解説】犬の去勢手術のメリットやデメリットとは？健康リスクや術後の性格や行動の変化について</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">犬の去勢手術の適齢期は？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">愛犬に去勢手術を行う時期は、犬種や個体差によって異なりますが、一般的には生後6か月齢から1歳齢くらいまでの、性成熟を迎える前に行われることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その理由としては、性成熟を迎える前に手術を行うことで、ホルモンの影響による問題行動の定着を防いだり、特定の病気のリスクをより効果的に低減できると考えられてきたためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、冒頭でもお伝えした通り、近年の研究では、生後6か月齢から1歳齢くらいまでに行う手術のタイミングが、犬種によっては健康リスクや性格変化、攻撃性のリスクを高める可能性があるという報告があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、それらの研究では、犬種ごとに去勢手術の適齢期は異なるため、現在分かっている犬種別のガイドラインを参考にしながら、愛犬の個性や状況に合わせて判断する必要があると示されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬の去勢手術の時期についてもっと詳しく知りたい方に向けて、以下の記事も今後作成予定です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">→ 犬の去勢手術、ベストな時期はいつ？適齢期やさまざまなリスクを解説</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">犬の去勢手術にかかる費用の目安</h2>



<p class="wp-block-paragraph">去勢手術にかかる費用は、動物病院や犬の体重、大きさなどによって大きく異なるようです。<br>私が調べた限りでは、目安として次のような範囲が多いようでした。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>小型犬：2万円〜4万円</li>



<li>中型犬：3万円〜5万円</li>



<li>大型犬：4万円〜6万円程度</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、これはあくまで目安です。実際に手術をする際は、必ず動物病院に確認してください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、ペット保険に加入していても、去勢手術は補償対象外となることが多いようです。</p>



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<h2 class="wp-block-heading">手術当日の簡単な流れ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">去勢手術は、一般的に日帰りまたは1泊程度の入院で行われます。<br>当日の流れは、おおむね次のようになります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">術前検査</h3>



<p class="wp-block-paragraph">必要に応じて、全身麻酔に耐えられるかどうかの健康チェックとして、血液検査やレントゲン検査などが行われます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">絶食・絶水</h3>



<p class="wp-block-paragraph">麻酔時の嘔吐による誤嚥を防ぐため、絶食が必要です。病院の指示に従って準備を行います。</p>



<h3 class="wp-block-heading">手術</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手術日は相談のうえで日程を決め、予約を取り、当日の朝に愛犬を預けて手術が行われます。手術時間は犬の状態にもよりますが、一般的にはそれほど長くないことが多いです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">麻酔からの回復</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手術後は麻酔から覚めるまで病院スタッフが見守り、状態によって日帰りか1泊かが決まります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">お迎え</h3>



<p class="wp-block-paragraph">獣医師から術後の注意点などの説明を受けたうえで、自宅へ連れて帰ります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">術後の基本的なケアと注意点</h2>



<p class="wp-block-paragraph">手術後のケアは、傷口の回復と合併症予防のためにとても重要です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">傷口を舐めさせない</h3>



<p class="wp-block-paragraph">傷口を舐めると、感染や傷口の再開の原因になることがあります。エリザベスカラーや術後服などで保護しましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">安静にさせる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">激しい運動は傷口に負担をかけ、回復を遅らせる原因になります。散歩の再開時期は獣医師に相談し、静かに過ごせる環境を整えましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">食事の管理</h3>



<p class="wp-block-paragraph">術後は食欲が落ちることもありますが、指示された量とタイミングで食事を与えましょう。食べない、嘔吐するなどの異常があれば、動物病院に相談してください。</p>



<h3 class="wp-block-heading">傷口のチェック</h3>



<p class="wp-block-paragraph">毎日傷口を確認し、腫れ、赤み、分泌物などの異常がないかチェックしましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading">抜糸</h3>



<p class="wp-block-paragraph">抜糸不要の縫合糸を使う場合もありますが、抜糸が必要な場合は7〜14日程度で行われることが多いです。具体的な日数は犬の状態によって異なるため、動物病院に確認しましょう。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">犬の去勢手術は、病気の予防や一部の行動改善などのメリットがある一方で、さまざまな考慮すべき点もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">愛犬が去勢手術を受けるかどうかは、健康状態、年齢、性格、ライフスタイル、そして最新の情報などを総合的に考慮し、メリットとデメリットを十分に理解したうえで判断することがとても重要です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">この記事が、あなたの愛犬の去勢手術について考えるうえで、少しでも役に立てば幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">＊この記事は情報提供を目的としており、個々の愛犬の健康状態に関する診断や治療の代わりになるものではありません。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">参考文献</h2>



<ol class="wp-block-list">
<li>Assisting Decision-Making on Age of Neutering for 35 Breeds of Dogs: Associated Joint Disorders, Cancers, and Urinary Incontinence</li>



<li>Assisting decision-making on age of neutering for German Short/Wirehaired Pointer, Mastiff, Newfoundland, Rhodesian Ridgeback, Siberian Husky: associated joint disorders, cancers, and urinary incontinence</li>



<li>Assisting Decision-Making on Age of Neutering for Mixed Breed Dogs of Five Weight Categories: Associated Joint Disorders and Cancers</li>



<li>Vasectomy and ovary-sparing spay in dogs: comparison of health and behavior outcomes with gonadectomized and sexually intact dogs</li>
</ol>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>犬のしつけで「叱らない」のは甘やかし？やさしい方法との違いとは</title>
		<link>https://inukaramanabou.com/dog-training-not-spoiling/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ドッグオーナーアカデミー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 29 Apr 2026 11:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[行動の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[叱らないしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬にやさしいしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬のしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬の行動]]></category>
		<category><![CDATA[甘やかし]]></category>
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					<description><![CDATA[犬にやさしい穏やかな方法と、愛犬を甘やかすのは同じではないと [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">犬にやさしい穏やかな方法と、愛犬を甘やかすのは同じではないと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">具体的には、犬に穏やかな優しい方法というのは、何でも許すことではなく、犬に強い負担や恐怖を与えず、その子が理解しやすい形に整えながら、問題の解決を目指していく方法で、叱らないというのは、犬に何も伝えないという意味ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬が理解しやすいように環境を整え、望ましい行動を選びやすくして、必要なことを愛犬に分かる形で伝えていくこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それが、私の考える犬にやさしい穏やかな方法です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「叱らない」と聞くと、甘やかしているのでは？と感じるかもしれません。</h2>



<p class="wp-block-paragraph">犬にやさしい穏やかな方法と聞くと、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「それって甘やかしじゃないの？」<br>「叱らないと、わがままになるのでは？」<br>「嫌がることを避けていたら、何もできなくなるのでは？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と思われる方もいらっしゃるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たしかに、犬が吠える、落ち着かない、嫌がるといった行動をしている時に、強く叱らないとなると、何でも許しているように見えることもあると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、やさしく関わることと、何でも受け入れてしまうことは違います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">私が考える「甘やかし」とは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私が考える甘やかしとは、犬のやることを何でも無条件に受け入れてしまうことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">吠えても、落ち着かなくても、嫌がっても、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「かわいそうだから」<br>「嫌がるから」<br>「うちの子はこういう性格だから」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と、そのままにしてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">必要なことを犬に伝えず、環境も整えず、犬と人が暮らしやすくなるための工夫もしないまま、ただ受け入れて終わってしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは、私が考えるやさしさとは違います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、犬がなぜその行動をしているのかを見ないまま、目の前の行動だけをその場しのぎで何とかしようとして終わってしまうことも、根本的な解決にはつながりにくいと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、甘やかしとは、</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬のやることを何でも無条件に受け入れてしまうこと。<br>そして、行動の背景を見ないまま、表面だけを扱って終わってしまうこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この両方を含んでいます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">犬にやさしい穏やかな方法とは</h2>



<p class="wp-block-paragraph">一方で犬にやさしい穏やかな方法とは、犬に強い負担や恐怖を与えず、その子が安心して理解しやすい形を整えながら、行動の原因から解決を目指していくことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、犬が吠えている時に、ただ叱って止めようとするのではなく、</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ吠えているのか。<br>何に不安を感じているのか。<br>どんな場面で反応しやすいのか。<br>環境がその子に合っているのか。<br>体調や毎日の積み重ねが影響していないか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうした背景を見ながら、必要な配慮や環境の調整をしていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのうえで、犬が理解しやすい形で伝え、飼い主さんがご自宅で実践しやすい方法に整えていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これが、私の考える犬にやさしい穏やかな方法です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">やさしさとは、何でも許すことではありません</h2>



<p class="wp-block-paragraph">やさしさとは、何でも許すことではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬が吠えてもそのまま。<br>嫌がるから何もしない。<br>落ち着かなくても仕方ないと受け入れるだけ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、犬と人が本当に暮らしやすくなるための関わり方とは少し違うと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本当のやさしさとは、愛犬に無理をさせず、理解しやすい形に私たちが整えて伝えていくこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬に強い恐怖や負担を与えるのではなく、その子が分かりやすい形で、必要なことを伝えていくこと。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、それが犬と人の暮らしをより良くする関わり方だと考えています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">犬と人が暮らしやすい関係を目指すために</h2>



<p class="wp-block-paragraph">犬にやさしい穏やかな方法は、犬のやることを何でも無条件に受け入れることではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、目に見える行動だけをその場しのぎで抑えることでもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大切なのは、愛犬に何が起きているのかを整理し、犬に強い負担や恐怖を与えず、理解しやすい形で伝えていくことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">吠える、落ち着かない、嫌がる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうした行動が見られた時こそ、その奥にある不安、環境、体調、日々の積み重ねまで見ていくことが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、そうした視点を大切にしながら、犬にやさしい穏やかな方法で問題の解決を目指していきたいと考えています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">この記事の内容は、YouTubeでもお話ししています。</p>



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<h2 class="wp-block-heading">関連記事</h2>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://inukaramanabou.com/dog-behavior-cause-response/">同じ行動でも原因が違えば必要な対応は変わります</a></li>


<li><a href="https://inukaramanabou.com/dog-behavior-observation/">犬の問題行動が気になったら、まず見てほしい3つのこと</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>犬の問題行動は、同じ行動に見えても原因が違えば必要な対応は変わります。</title>
		<link>https://inukaramanabou.com/dog-behavior-cause-response/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ドッグオーナーアカデミー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[行動の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[犬 吠える 原因]]></category>
		<category><![CDATA[犬にやさしいしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬のしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬の問題行動]]></category>
		<category><![CDATA[犬の問題行動 原因]]></category>
		<category><![CDATA[犬の行動]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://inukaramanabou.com/?p=1561</guid>

					<description><![CDATA[犬の問題行動は、見た目が同じでも、背景が違えば必要な関わり方 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">犬の問題行動は、見た目が同じでも、背景が違えば必要な関わり方も変わります。<br>大切なのは、いきなり「どう止めるか」を考えることではなく、「なぜその行動が出ているのか」を見ることです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">この記事でわかること</h2>



<p class="wp-block-paragraph">この記事では、次のことをお話しします。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>同じ「吠える」でも原因がひとつではないこと</li>



<li>原因が違えば、必要な対応も変わること</li>



<li>行動だけを止めようとする前に見てほしい視点</li>
</ul>



<h2 class="wp-block-heading">犬の問題行動は「しつけ不足」だけで決まるわけではありません</h2>



<p class="wp-block-paragraph">犬が吠える、落ち着かない、嫌がる、興奮する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こうした行動を見ると、つい<br>「やめさせなきゃ」<br>「しつけが足りないのかな」<br>と考えてしまうことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、日々の関わり方や教え方が影響している場合もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、犬の行動はそれだけで決まるものではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その時の気持ちの状態、生活環境、体の状態、過去の経験、日々の疲れなど、さまざまな要素が関係しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、目の前の行動だけを見て対応を決めてしまうと、本当に必要なサポートからずれてしまうことがあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">同じ「吠える」でも、背景はみんな同じではありません。</h2>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、犬が吠えるという行動ひとつを見ても、その背景は同じとは限りません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ある子は、不安や警戒心から吠えているかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また別の子は、うれしさや期待、もどかしさなどで気持ちが高ぶり、吠えているのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるいは、体調の変化や不快感、痛み、日々の疲れの積み重ねが影響していることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">見た目は同じように「吠えている」と見えても、背景が違えば、必要な対応も変わります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">不安や警戒から吠えている場合</h2>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、郵便配達のバイクの音やインターホンの音に反応して吠える場合。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このようなケースでは、不安や警戒が関係していることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬にとっては、突然聞こえる音や、誰かが近づいてくる気配が「よく分からないもの」「警戒すべきもの」として感じられているのかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、ただ吠えるのを止めようとするだけでは、その子の不安は置き去りになってしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">必要なのは、犬が何に反応しているのかを整理し、安心しやすい環境や、少しずつ慣れていける関わり方を考えることです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">うれしさや期待で吠えている場合</h2>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、ご飯の準備や散歩に行くことが分かった時に吠える場合は、不安ではなく、うれしさや期待感が強く出ている可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「早く行きたい」<br>「早く食べたい」<br>「うれしくて落ち着けない」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな気持ちが高ぶって、吠えるという形で出ているケースでは、不安をなだめるような対応をすると、かえって興奮してしまうことになってしまったり、生活の流れや待つ練習、興奮が上がりすぎないように関わり方などを見直すことが必要になる場合もあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">体調や不快感が関係している場合</h2>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、体に不快感がある場合にも、吠える、落ち着かない、触られるのを嫌がるといった行動が出ることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どこかに痛みがある。<br>眠れていない。<br>疲れがたまっている。<br>体調の変化がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このような場合、しつけの問題として考える前に、まず健康面も含めて見ていく必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に、急に行動が変わった場合や、触られるのを強く嫌がるようになった場合、食欲・排泄・睡眠などにも変化がある場合は、獣医師への相談を優先したすることをおすすめしています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">YouTubeでも解説しています</h2>



<p class="wp-block-paragraph">今回の内容は、YouTubeでもお話ししています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">文章だけでは伝わりにくいニュアンスもあるため、動画でも確認したい方は、こちらもあわせてご覧ください。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe title="犬の問題行動は、同じ行動に見えても原因が違えば必要な対応は変わります。" width="1256" height="707" src="https://www.youtube.com/embed/aqb81lAi2lU?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">犬の問題行動は、同じ行動に見えても、原因が違えば必要な対応は変わります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">吠えるという行動ひとつを見ても、不安や警戒、うれしさや期待、体調不良や不快感など、背景はさまざまです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ大切なのは、いきなり「どうやってやめさせるか」を考えることではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、なぜその行動が出ているのか。<br>その子がどんな状態で、どんな環境の中で、その行動をしているのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこから見ていくことが、愛犬に負担をかけず、より適切な関わり方を考えるための第一歩になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">関連記事</h2>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://inukaramanabou.com/dog-behavior-observation/">犬の問題行動が気になったら、まず見てほしい3つのこと</a></li>


<li><a href="https://inukaramanabou.com/dog-training-not-spoiling/">犬のしつけで「叱らない」のは甘やかし？</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>犬の問題行動が気になったら、まず見てほしい3つのこと</title>
		<link>https://inukaramanabou.com/dog-behavior-observation/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ドッグオーナーアカデミー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 10 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[行動の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[犬のしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬のストレス]]></category>
		<category><![CDATA[犬の体調]]></category>
		<category><![CDATA[犬の吠え]]></category>
		<category><![CDATA[犬の興奮]]></category>
		<category><![CDATA[犬の落ち着きがない]]></category>
		<category><![CDATA[犬の行動観察]]></category>
		<category><![CDATA[犬犬の問題行動]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://inukaramanabou.com/?p=1585</guid>

					<description><![CDATA[吠える、落ち着かない、興奮しすぎる。愛犬の行動が気になったと [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">吠える、落ち着かない、興奮しすぎる。<br>愛犬の行動が気になったときは、すぐに「どうやってやめさせるか」を考える前に、まず観察してほしいポイントがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じように見える行動でも、背景が違えば必要な対応も変わることがあります。<br>そのため、最初から原因を決めつけるのではなく、まずは行動が出ている状況を丁寧に見ることが大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">この記事でわかること</h2>



<p class="wp-block-paragraph">この記事では、犬の問題行動が気になったときに、最初に見てほしい3つの視点をお話しします。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>いつ、どこで、何をきっかけに行動が出たか</li>



<li>そのとき犬の体にどんなサインが出ていたか</li>



<li>最近の生活や体調に変化がなかったか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜその行動が出ているのか」を考えるための、最初の整理として読んでみてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">すぐに止めようとする前に、まず見ることが大切です</h2>



<p class="wp-block-paragraph">愛犬が吠えたり、落ち着きがなかったり、興奮しすぎたりすると、飼い主さんとしては困ってしまうことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのとき、つい</p>



<p class="wp-block-paragraph">「どうやってやめさせよう」<br>「何をすれば止まるだろう」<br>「しつけが足りないのかな」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と考えてしまうこともあると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、暮らしの中で困る行動への対応を考えることは大切です。<br>ただ、その前に見ておきたいのが、その行動がどんな背景で起きているのかということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">行動だけを見てすぐに対応を決めてしまうと、犬にとって必要な対応とずれてしまうことがあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">1. いつ、どこで、何をきっかけに起きたか</h2>



<p class="wp-block-paragraph">まず見てほしいのは、<strong>いつ、どこで、何をきっかけにその行動が出たか</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、吠えてしまう場合でも、きっかけはさまざまです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">インターホンの音で吠えるのか。<br>外を歩く人や犬を見て吠えるのか。<br>家族が帰宅したときに吠えるのか。<br>来客が家に入ってきたときに吠えるのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ「吠える」という行動でも、出る場面が違えば、背景も変わってきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">落ち着きがない場合も同じです。<br>食事前に落ち着かないのか、散歩前に落ち着かないのか、来客時に落ち着かないのか、夜になると落ち着かないのかで、見えてくることは違います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、行動そのものだけでなく、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>いつ起きたか</li>



<li>どこで起きたか</li>



<li>何がきっかけだったか</li>



<li>その前後に何があったか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">をできるだけ具体的に見てみてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">2. そのとき、犬の体にどんなサインが出ていたか</h2>



<p class="wp-block-paragraph">次に見てほしいのは、<strong>そのとき犬の体にどんなサインが出ていたか</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬は言葉で説明できない分、体の動きや表情に状態が出ることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>体が緊張して固くなっていないか</li>



<li>呼吸がハアハアと早くなっていないか</li>



<li>白目が見えていないか</li>



<li>目線が落ち着かない様子はないか</li>



<li>しっぽや耳の位置がいつもと違っていないか</li>



<li>体を低くしていないか</li>



<li>逆に前のめりになっていないか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">こうしたサインを見ることで、その子が不安なのか、緊張しているのか、興奮が高まっているのかを考える手がかりになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、同じように吠えていても、不安が強くて吠えている場合と、興奮が高まって吠えている場合では、必要な関わり方が変わることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ただ吠えている」<br>「ただ落ち着きがない」<br>「ただ興奮している」</p>



<p class="wp-block-paragraph">と行動だけを見るのではなく、そのときの体のサインもあわせて見ることが大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">3. 最近の生活や体調に変化がなかったか</h2>



<p class="wp-block-paragraph">3つ目は、<strong>最近の生活や体調に変化がなかったか</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬の行動は、その場の出来事だけでなく、日々の生活や体調の影響を受けることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>睡眠は足りているか</li>



<li>疲れがたまっていないか</li>



<li>食事やお腹の調子はいつも通りか</li>



<li>排泄の様子に変化はないか</li>



<li>散歩や運動量に変化はないか</li>



<li>家の中の環境が変わっていないか</li>



<li>家族の生活リズムに変化はなかったか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">こうした変化が、問題行動のように見える行動につながることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、最近よく吠えるようになった場合でも、きっかけがその場にあるとは限りません。<br>睡眠不足、疲れ、体調の違和感、生活リズムの変化などが重なって、反応しやすくなっている場合もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、行動が出た瞬間だけを見るのではなく、その行動が目立つようになる前から何か変化がなかったかも確認してみてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最初から原因を正確に判断しようとしなくて大丈夫です</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここで大切なのは、最初から原因を正確に当てようとしすぎないことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">犬の行動には、複数の要素が重なっていることがあります。<br>不安、興奮、疲れ、体調、生活環境、飼い主さんやご家族との関わり方などが、ひとつではなく組み合わさっている場合もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、最初から「原因はこれだ」と決めつける必要はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>いつ、どこで、何をきっかけに起きたか</li>



<li>そのとき体にどんなサインが出ていたか</li>



<li>最近の生活や体調に変化がなかったか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">この3つを見てみることが、行動を理解する入り口になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">今日からできること</h2>



<p class="wp-block-paragraph">今日からできることは、気になる行動が出たときに、簡単にメモを残してみることです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、次のように書くだけでも十分です。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>いつ起きたか</li>



<li>どこで起きたか</li>



<li>何がきっかけだったか</li>



<li>犬の体の様子はどうだったか</li>



<li>その前後に生活や体調の変化はなかったか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">毎回完璧に記録する必要はありません。<br>ただ、何度か記録していくと、行動が出やすい場面や共通点が見えてくることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その共通点が見えると、「どう止めるか」だけではなく、「何を整えたらよさそうか」を考えやすくなります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">個別に見た方がよいケース</h2>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、次のような場合は、個別に整理した方がよいことがあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>吠えや興奮が強くなってきた</li>



<li>噛みつきや事故のリスクがある</li>



<li>体調不良や痛みが疑われる</li>



<li>家族によって対応が違い、整理が難しい</li>



<li>何をきっかけに行動が出ているのか分かりにくい</li>



<li>いろいろ試しても改善しない</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">特に、急な行動変化や体調面の違和感がある場合は、しつけやトレーニングだけで判断せず、必要に応じて獣医師など専門機関への相談も検討してください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事の内容は、YouTubeでもお話ししています。<br>動画で確認したい方はこちらをご覧ください。</p>


<a rel="noopener" href="https://youtu.be/idMMqm3wcLc" title=" - YouTube" class="blogcard-wrap external-blogcard-wrap a-wrap cf" target="_blank"><div class="blogcard external-blogcard eb-left cf"><div class="blogcard-label external-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail external-blogcard-thumbnail"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://s.wordpress.com/mshots/v1/https%3A%2F%2Fyoutu.be%2FidMMqm3wcLc?w=320&#038;h=180" alt="" class="blogcard-thumb-image external-blogcard-thumb-image" width="320" height="180" /></figure><div class="blogcard-content external-blogcard-content"><div class="blogcard-title external-blogcard-title"> &#8211; YouTube</div><div class="blogcard-snippet external-blogcard-snippet">YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。</div></div><div class="blogcard-footer external-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site external-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon external-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://youtu.be/idMMqm3wcLc" alt="" class="blogcard-favicon-image external-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain external-blogcard-domain">youtu.be</div></div></div></div></a>


<h2 class="wp-block-heading">まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">愛犬の問題行動が気になったときは、すぐに「どうやってやめさせるか」を考える前に、まず行動の背景を見てみることが大切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最初に観察したいのは、次の3つです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>いつ、どこで、何をきっかけに起きたか</li>



<li>そのとき体にどんなサインが出ていたか</li>



<li>最近の生活や体調に変化がなかったか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">最初から原因を正確に判断できなくても大丈夫です。<br>まずは見て、整理することが、その子に合った関わり方を考えるための大事な一歩になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">関連記事</h2>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://inukaramanabou.com/dog-behavior-cause-response/" data-type="link" data-id="https://inukaramanabou.com/dog-behavior-cause-response/">犬の問題行動は、原因が違えば必要な対応も変わります</a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>子犬をケージから出すとトイレを失敗する原因と直し方｜ケージの外で成功させる練習手順</title>
		<link>https://inukaramanabou.com/puppy-potty-training-outside-cage/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ドッグオーナーアカデミー]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 23 Jun 2026 08:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[子犬との暮らし]]></category>
		<category><![CDATA[行動の悩み]]></category>
		<category><![CDATA[子犬ケージから出すと失敗する]]></category>
		<category><![CDATA[子犬トイレケージの外]]></category>
		<category><![CDATA[子犬トイレトレーニング]]></category>
		<category><![CDATA[犬のしつけ]]></category>
		<category><![CDATA[犬の行動]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://inukaramanabou.com/?p=1628</guid>

					<description><![CDATA[どうも、ドッグオーナーアカデミーです。 今回は、 「ケージの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">どうも、ドッグオーナーアカデミーです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回は、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ケージの中ではトイレができるのに、ケージから出すと失敗してしまう」</p>



<p class="wp-block-paragraph">このお悩みの考えられる原因と、解決するための方法をご紹介します。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">結論</h2>



<p class="wp-block-paragraph">子犬を部屋で自由にした時に、トイレの失敗をせず過ごせるようになる為には、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ケージの外に出す時は、トイレをしたらケージから出れる」</p>



<p class="wp-block-paragraph">をルールとして教えてあげることで、ケージの外での失敗する確率を大きく減らすことができ、最終的には、ケージの外での失敗を改善することができます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">ケージの外に出すとトイレを失敗してしまう理由</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここで大切なのは、ケージ内でトイレができていても、ケージの外でトイレができることは別のトレーニングが必要だということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ケージの中では、トイレの場所が近く、行動範囲も限られていて、足の裏の感覚による刺激などの環境刺激が少ないですが、一方でケージの外に出ると、トイレまでの距離は遠くなり、床の感触や部屋の広さによる環境刺激が増え、ケージの壁越しの家族が子犬自身が自ら触れ合いにいけるという自由な状況に変わるなど、子犬にとってケージの中での状況と大きく異なり、たくさんの刺激に触れることになり、判断しなければいけない情報が一気に増えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように大きく状況が異なるので、なかなかケージの中にあるトイレまで戻ってすることを判断して失敗しないというのは、子犬にとってはとても難しいことであり、トイレしたくなったらケージのトイレに戻って粗相することをハードルが高すぎるので、このハードルを下げてあげることをおすすめします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その為にまず教えたいのが、「ケージから出る時にはトイレで排泄をしたら出れる」ことをルールとして教えるというルールです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">ケージから出す時のルールを教える時の具体的な方法と注意点</h2>



<h3 class="wp-block-heading has-background" style="background-color:#ffbe95">⑴トイレで排泄させましょう！</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ケージから出す時は、必ず出す前に「1.2」や「ワン、ツー」といったトイレの合図をしてトイレを済ませてからケージの外に出してあげる。</p>



<h3 class="wp-block-heading has-background" style="background-color:#ffbe95">⑵ケージから出してあげる時の時間設定をしよう！</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ケージの外に出している時間は、初めは5分までとし、1週間の間失敗がなかったら、10分→15分と5分刻みで少しずつケージの外に出している時間を伸ばしていきます。</p>



<h3 class="wp-block-heading has-background" style="background-color:#ffbe95">⑶ケージの外で失敗を改善するトレーニングの頻度</h3>



<p class="wp-block-paragraph">⑴と⑵の順に行う取り組みは、1〜2時間置きに一度行い、できるだけ1日に何度も成功体験を経験させてあげましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうすることでケージの外で粗相してしまう行動を改善していくことができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(詳しくは最後にご説明します)</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">失敗してしまった時の対応</h2>



<p class="wp-block-paragraph">もし、ケージから出してあげた時に失敗してしまったら、イラっとしてしまうと思うのですが、(私も何度も経験したことがあるので痛いほどわかります。)お気持ちは重々承知しておりますが、ここはグッと堪えて絶対に叱らずに、この時に「もー」とか、小言を言いたくなりますが、グッと堪えて無言で淡々と、冷静を装って片付けましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、どんな状況で失敗してしまったのかを記録を取り、前の成功していた時間に戻して目安として一週間過ごします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで問題なければ、前回失敗したと考えられる要因を修正してから、失敗した時間で再挑戦してみましょう。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">ケージから出す時にトイレの合図を出しても排泄しない時の対応</h2>



<p class="wp-block-paragraph">トイレの合図を出しても排泄しない場合は、飼い主が声をかけ続けたり、見つめたりケージの前で待ち続けたりしていると、いつまでも愛犬は相手をしてもらえることを期待して落ち着かず、トイレの合図に応えるだけの冷静さを取り戻せません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、トイレの合図をしても排泄してくれない時は、一旦そのまま静かに距離を取り1時間ほどそっとしながら、子犬が自分で落ち着いてトイレに向かえる時間を作ってあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この間に、もし子犬が自分からトイレをしに行った時は、今いる場所からトイレの合図が子犬に聞こえる様に言いながら近づいてオヤツをあげ、すぐにケージから出してあげてください。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">ケージの外に出す時に気をつけること</h2>



<p class="wp-block-paragraph">＊ケージの外に出す際は、目の届く範囲の中で目を離さずに居られる時にだけ出してあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一例</p>



<p class="wp-block-paragraph">• ケージの前だけ<br>• ラグを撤去した一角だけ<br>• サークルで区切った範囲だけ<br>• 飼い主さんが見守れる範囲だけ</p>



<p class="wp-block-paragraph">というように、管理しやすい範囲から始めて、徐々に自由度を上げていきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">＊トイレの失敗をしている場所には十分な臭いを取る掃除ができるまでは入れない様にしておいてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(科学的に臭いを残しにくい掃除の方法は、別の記事でご紹介します)</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading has-key-color-background-color has-background">ケージの外で成功させるためにとても重要な3つのこと</h2>



<p class="wp-block-paragraph">最後に子犬のトイレトレーニングにおいて、最も重要なことをご紹介して終わりたいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その重要なこととは、「褒めるタイミング」と「一貫性」と「トレーニング頻度」です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">具体的には申し上げますと、</p>



<h3 class="wp-block-heading has-background" style="background-color:#ffbe95">・褒めるタイミング</h3>



<p class="wp-block-paragraph">どのタイミングでオヤツをあげたり褒めたりするのかによって、トイレとして覚えてほしい場所を、子犬が理解できるかどうかが決まります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">目指すは1秒以内です。</p>



<h3 class="wp-block-heading has-background" style="background-color:#ffbe95">・一貫性</h3>



<p class="wp-block-paragraph">同じ手順、同じタイミングでと言った、教えられる文脈の一貫性が整うほど、犬の理解しやすさを格段にあげることができます。</p>



<h3 class="wp-block-heading has-background" style="background-color:#ffbe95">・体験頻度</h3>



<p class="wp-block-paragraph">上記の２つが十分に機能している状態で、トイレトレーニングの体験(トイレで排泄する→褒められたりオヤツをもらえる)というポジティブな体験を、短い期間でたくさん繰り返すほど、覚えるまでの時間は短くなり、犬も理解しやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここでご紹介させていただいた、タイミングと一貫性の要件を守り、子犬にとってわかりやすい教え方を何度も繰り返してあげることは、子犬がケージの外で失敗してしまうお悩みを解決する為に、とっても重要なことなので、これらのことを踏まえて、取り組んでみてください！</p>



<h2 class="wp-block-heading">今回の記事の参考資料</h2>



<p class="wp-block-paragraph">ジェームズ・E・メイザー 著、磯博行・坂上貴之・川合伸幸 訳『メイザーの学習と行動 日本語版 第3版』二瓶社、2008年。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本記事では、学習心理学における強化・一貫性・行動形成の考え方を参考にし、子犬のトイレトレーニングに応用して解説しています。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>犬の食事を見直す理由｜ドッグフードと手作りご飯、どちらがいいのか試してみてわかったこと</title>
		<link>https://inukaramanabou.com/dog-food-homemade-review/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ドッグオーナーアカデミー]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 17 May 2026 00:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[食事と栄養]]></category>
		<category><![CDATA[ドッグフード]]></category>
		<category><![CDATA[犬の手作りごはん]]></category>
		<category><![CDATA[犬の手作りご飯]]></category>
		<category><![CDATA[犬の食事]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://inukaramanabou.com/?p=1615</guid>

					<description><![CDATA[犬の食事で見落としやすい視点とは？ 愛犬の食事は、「ドッグフ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">犬の食事で見落としやすい視点とは？</h2>



<p class="wp-block-paragraph">愛犬の食事は、「ドッグフードをあげていれば大丈夫」と考えるだけでは見落としてしまうことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、</p>



<p class="wp-block-paragraph">「愛犬の体を作る材料となる食べ物は、愛犬の健康をより良いものにするという視点に立って考えるとき、一体どういったものが良いものといえるのか？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">という点についてです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大切なのは、市販フードか手作りご飯かを単純に比べることではなく、その食事が愛犬の健康な体を作る材料として本当にふさわしいのかを、根拠をもって見直すことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事では、ドッグフードと手作りご飯について、私が根拠を調べて実践してみてわかったことを、加工度、酸化、保存状態、水分量、原材料、栄養設計という視点から整理し、お届けします。</p>



<h2 class="wp-block-heading">私が市販フードに感じた六つの懸念点</h2>



<p class="wp-block-paragraph">私は以前、市販のカリカリのドッグフードを愛犬に与えていました。総合栄養食であれば必要な栄養は取れるし、安心して続けられるものだと考えていた時期もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際、市販フードには、栄養設計されていること、保存しやすいこと、毎日続けやすいことなど、大きなメリットがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、犬の健康や食事について学ぶほど、市販フードを無条件に最善の食事として扱うことには違和感を持つようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に気になったのは、加工度、酸化、保存状態、水分量、原材料、栄養設計の六つです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず、ドライフードはかなり加工された食品です。原材料を混ぜ、加熱し、成形し、乾燥させ、油脂や風味づけを加え、袋に詰めて流通します。保存しやすく扱いやすい一方で、加熱や乾燥などの工程を経ることで、元の食材そのものとは違う状態になります。この状態で果たして食材本来の栄養がどれほど残っているのか、加工によってどのように変化しているのかは、犬の食事を考えるうえで無視できない視点だと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次に、酸化の問題です。市販のドッグフードには油脂が含まれているものが多くあります。油脂は、空気、光、熱、時間の影響で酸化します。ドライフードは製造されてすぐに食べるものではなく、工場で作られ、保管され、流通し、店頭や倉庫に置かれ、家庭に届きます。さらに開封後も家庭で一定期間保存されます。その過程で、油脂や原材料がどれほど酸化した状態になっているのかを調べた論文では一部のドッグフードは酸化していたことが確認されており、保存状態が酸化してしまうかどうかに影響していると話しています。酸化したものを摂り続けることが、健康に悪影響があるのでは？と感じています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">保存状態も大きな問題です。ドッグフードは、作られた瞬間に犬の口に入るわけではありません。輸送され、倉庫で保管され、店頭に並び、家庭でも開封後しばらく保存されます。その間、どのくらいの温度で保管されていたのか、湿気や光の影響はどうだったのか、開封後にどれくらい空気に触れていたのか。こうしたことによって、先ほどの酸化する状態と密接に影響を受けるので、犬の健康を考えるうえで見落としてはいけない部分だと考えて、懸念点の一つとして挙げさせていただきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、水分量も大切です。ドライフードは、その名前の通り水分量が少ない食べ物です。これは食材本来の状態とは異なるため、どれほど食材本来の状態で食べることが出来ているのか？という点で考えると、水溶性の栄養やタンパク質などは編成している可能性があると感じています。その理由として、例えば、料理をするときにホウレンソウなどの野菜は、煮る時間に比例して栄養が流出してしまうという報告があり、お肉のタンパク質にも温度による影響で変性してしまうことを指摘する文献もあります。これらを踏まえると犬の健康や病気の予防を考えるうえで、食材本来の水分量は食材本来の栄養状態を知る一つの指標ともとれる、大切な視点の一つだと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原材料についても、慎重に見る必要があります。たとえば「ヒューマングレード」と書かれている商品もありますが、どんなに元の食材が良くても、加工され、保存され、油脂が加わり、長期間流通する中で、最終的に犬の体に入る時にどのような状態になっているのかは別の問題です。また、人の食べ物と違って犬の食べ物は原材料表示が法律であまり厳密にルール化されていませんので、すべての品質や保管状態が見えるわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、栄養設計です。市販フードが栄養設計されていることは大きな利点です。犬に必要な栄養を安定して取れるように作られている点は、市販フードのメリットです。ただし、栄養が設計されていることと、そのご飯の栄養状態が良質なものであることとイコールとは言えません。栄養基準を満たしていてもここまでの懸念点の状態を考慮して考えると、超々加工されたフードが、犬の体を作るとても重要な材料である質の高い食材だと、果たして言えるのか？という風に考え、愛犬の健康に対して懸念を抱かざる負えなくなりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">実際に食事を見直して感じたこと</h2>



<p class="wp-block-paragraph">そんな私はこうした点を学びながら、愛犬の食事をカリカリのドッグフードから、栄養設計を意識した手作りご飯へ少しずつ見直してきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その結果として、もうすぐ11歳になる愛犬は、今年3月の健康診断でも引っかかる項目は一つもなく、結果は良好でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、これは私の愛犬の一例であり、「手作りご飯にすればすべての犬が健康になる」と証明できるものではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、実際に学びながら食事を見直し、愛犬の便、皮膚、毛艶、体重、食欲、日々の様子を見てきた経験から、犬の食事を市販フード任せにするのではなく、飼い主自身が根拠をもって見直していくことには大きな価値があると感じています。</p>



<h2 class="wp-block-heading">手作りご飯を選択肢に入れる理由</h2>



<p class="wp-block-paragraph">その中で、私は栄養設計された手作りご飯を、愛犬の健康をより良くするための重要な選択肢として考えるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手作りご飯には、食材を自分で選べること、調理後に新鮮な状態で与えやすいこと、その子の体調に合わせて調整しやすいことという利点があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、手作りなら何でも良いわけではありません。肉だけを多くする、野菜だけを増やす、同じ食材ばかり与える、感覚だけで量を決めるといった自己流の手作りご飯は、栄養バランスを崩す可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大切なのは、ドッグフードを無条件に信じることでも、手作りご飯を万能視することでもありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">愛犬に少しでも長く、元気なままそばにいてほしいと願うなら、毎日の食事を「この子の健康な体を作る材料としてふさわしいか」という視点で、一度見直してみる価値はあるのではないかと私は考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



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<h2 class="wp-block-heading">参考文献・参照資料</h2>



<p class="wp-block-paragraph">本記事は、犬の食事、ドッグフードの加工度・保存状態・酸化、加工由来物質、手作り食の栄養設計に関する獣医学・動物栄養学系の研究を参考に作成しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本文では、各研究の内容を確認したうえで、飼い主向けに要約・解説しています。論文本文、図表、画像の転載は行っていません。詳細な研究内容については、必ず各原著論文をご確認ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、本記事は一般的な学習・情報提供を目的としたものであり、個別の犬に対する診断、治療、療法食の変更、投薬判断を目的としたものではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">疾患がある犬、療法食を使用中の犬、成長期・妊娠授乳期・シニア期・投薬中の犬については、必ず獣医師または獣医栄養学に詳しい専門家へご相談ください。</p>



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<h3 class="wp-block-heading">ドッグフードの加工度・加工方法に関する参考資料</h3>



<p class="wp-block-paragraph">Cai X, Liao R, Chen G, Lu Y, Zhao Y, Chen Y.<br>The influence of food processing methods on serum parameters, apparent total-tract macronutrient digestibility, fecal microbiota and SCFA content in adult beagles.<br>PLOS ONE. 2022;17(1):e0262284.<br>DOI: 10.1371/journal.pone.0262284</p>



<p class="wp-block-paragraph">Jaffey JA, Su D, Monasky R, Hanratty B, Flannery E, Horman M.<br>Effects of a whole food diet on immune function and inflammatory phenotype in healthy dogs: A randomized, open-labeled, cross-over clinical trial.<br>Frontiers in Veterinary Science. 2022;9:898056.<br>DOI: 10.3389/fvets.2022.898056</p>



<p class="wp-block-paragraph">Bridglalsingh S, Archer-Hartmann S, Azadi P, Barbier de La Serre C, Remillard RL, Sunvold GD, Bartges JW.<br>Association of four differently processed diets with plasma and urine advanced glycation end products and serum soluble receptor for advanced glycation end products concentration in healthy dogs.<br>Journal of Animal Physiology and Animal Nutrition. 2024;108(3):735-751.<br>DOI: 10.1111/jpn.13927</p>



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<h3 class="wp-block-heading">ドッグフードの保存状態・脂質酸化に関する参考資料</h3>



<p class="wp-block-paragraph">Kara K.<br>Effect of stocking conditions on fatty acid composition and oxidation capacities of different class and type dog food.<br>Italian Journal of Animal Science. 2021;20(1):1042-1053.<br>DOI: 10.1080/1828051X.2021.1939805</p>



<p class="wp-block-paragraph">Kępińska-Pacelik J, Biel W, Witkowicz R, Micek P, Piątkowska E, Patla A.<br>Changes in the Fatty Acid Composition and Antioxidant Properties in Mono-Protein Commercial Dry Dog Foods During Storage.<br>Molecules. 2025;30(17):3524.<br>DOI: 10.3390/molecules30173524</p>



<p class="wp-block-paragraph">Costa JLG, Pedreira RS, Gomes ACP, Restan AZ, Vasconcellos RS, Loureiro BA.<br>Concentration of synthetic antioxidants and peroxide value of commercial dry pet foods.<br>Animal Feed Science and Technology. 2022;294:115499.<br>DOI: 10.1016/j.anifeedsci.2022.115499</p>



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<h3 class="wp-block-heading">加工由来物質・メイラード反応・アクリルアミドに関する参考資料</h3>



<p class="wp-block-paragraph">Oba PM, Hwisa N, Huang X, Cadwallader K, Swanson KS.<br>Nutrient and Maillard reaction product concentrations of commercially available pet foods and treats.<br>Journal of Animal Science. 2022;100(11):skac305.<br>DOI: 10.1093/jas/skac305</p>



<p class="wp-block-paragraph">Sugita K, Yamamoto J, Kaneshima K, Kitaoka-Saito C, Sekimoto M, Endo O, Takagi Y, Kato-Yoshinaga Y.<br>Acrylamide in dog food.<br>Fundamental Toxicological Sciences. 2021;8(2):49-52.<br>DOI: 10.2131/fts.8.49</p>



<p class="wp-block-paragraph">van Rooijen C, Bosch G, van der Poel AFB, Wierenga PA, Alexander L, Hendriks WH.<br>The Maillard reaction and pet food processing: effects on nutritive value and pet health.<br>Nutrition Research Reviews. 2013;26(2):130-148.<br>DOI: 10.1017/S0954422413000103</p>



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<h3 class="wp-block-heading">手作り食・栄養設計・栄養不足リスクに関する参考資料</h3>



<p class="wp-block-paragraph">Pignataro G, Crisi PE, Landolfi E, Belà B, Fusaro I, Clerico L, Gramenzi A.<br>Homemade Diet as a Paramount for Dogs’ Health: A Descriptive Analysis.<br>Veterinary Sciences. 2024;11(9):438.<br>DOI: 10.3390/vetsci11090438</p>



<p class="wp-block-paragraph">Stockman J, Fascetti AJ, Kass PH, Larsen JA.<br>Evaluation of recipes of home-prepared maintenance diets for dogs.<br>Journal of the American Veterinary Medical Association. 2013;242(11):1500-1505.<br>DOI: 10.2460/javma.242.11.1500</p>



<p class="wp-block-paragraph">Johnson LN, Linder DE, Heinze CR, Kehs RL, Freeman LM.<br>Evaluation of owner experiences and adherence to home-cooked diet recipes for dogs.<br>Journal of Small Animal Practice. 2016;57(1):23-27.<br>DOI: 10.1111/jsap.12412</p>



<p class="wp-block-paragraph">Choi B, Kim S, Jang G.<br>Nutritional evaluation of new alternative types of dog foods including raw and cooked homemade-style diets.<br>Journal of Veterinary Science. 2023;24(5):e63.<br>DOI: 10.4142/jvs.23037</p>



<p class="wp-block-paragraph">Shimizu I, Funaba M, Matsui T.<br>Nutritional evaluation of home-prepared diets for adult dogs at maintenance.<br>Journal of Pet Animal Nutrition. 2017;20(2):99-113.<br>DOI: 10.11266/jpan.20.2_99</p>



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<h3 class="wp-block-heading">犬の食事と健康状態の関連を考えるうえでの補助資料</h3>



<p class="wp-block-paragraph">Vuori KA, Hemida M, Moore R, Salin S, Rosendahl SV, Anturaniemi J, Hielm-Björkman A.<br>The effect of puppyhood and adolescent diet on the incidence of chronic enteropathy in dogs later in life.<br>Scientific Reports. 2023;13:1830.<br>DOI: 10.1038/s41598-023-27866-z</p>



<p class="wp-block-paragraph">Ruple A, MacLean E, Snyder-Mackler N, et al.<br>Dog Models of Aging.<br>Annual Review of Animal Biosciences. 2022;10:419-439.<br>DOI: 10.1146/annurev-animal-051021-080937</p>



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<h3 class="wp-block-heading">補足</h3>



<p class="wp-block-paragraph">本記事では、上記の研究をもとに以下の点を区別して解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・比較的、根拠から言いやすいこと<br>・現時点ではまだ断定まではできないこと<br>・個別の犬によって判断が変わること<br>・獣医師への相談が必要なこと</p>



<p class="wp-block-paragraph">特に、手作り食については「手作りなら何でもよい」と考えているわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">栄養設計されていない自己流の手作り食は、栄養不足や過剰のリスクがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このシリーズで扱うのは、なんとなくの手作り食ではなく、犬の状態に合わせて栄養設計・観察・調整を行うための考え方です。</p>
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